一、視線の柔らかさに甘えた 貴方が私を、見つめるから。 やわらかくて優しい優しい瞳で私を見つめるから。 貴方のためなら、何でもできる。何にでもなれる。 そう、思った。 そして、貴方を守りたい。何があっても。 た と え 世 界 を 敵 に 回 す こ と に な っ た と し て も。 貴方と二人なら、どんなことでも乗り越えられる。 そう、思った。 二、正しさと背中合わせでも 私は正しいことをしたとは、思わない。 きっと、私の決断は貴方を苦しめたでしょう。 そうすることしかできなかった私の弱さを、許さなくていい。 私を恨んでいい。憎んでいい。 三、それが必要だったから 貴方は生きて。 四、君は繰り返してしまうんだろう どうか、どうか、生きて。 五、あなたからあたえられたもの 貴方は私に、人を守る勇気をくれた。 貴方は私に、人を愛する喜びを教えてくれた。 貴方は私に、優しさをくれた。 どうか、貴方の進むべき道が光で溢れるようにそう、願っている。
優しさ (title by 24番目のネジ)