私は家を建てるに当たって憧れていたものがあります。それは・・・
造作洗面台です!!
造作、という言葉にとっても惹かれますよねーー!!(私だけ?)
今回の記事は、造作洗面台にまつわるあれこれと我が家の選択についてお話しします。
CONTENTS
造作洗面台と既製品の違い
気になる方は、ググってみましょう!たくさん、出てきます。造作洗面台の数々・・・。
造作洗面台
右の写真は、タイルが可愛いですよね!!丸いボウルにすごく惹かれます。
何でこんなに造作洗面台に惹かれるかというと、お友達の家を見せてもらった時に素敵だったからです。
なんていうか、ホテルライクというか。そしてこのシャレオツ洗面台にイソップのハンドソープが
置いてあったんです。それはもう、まさにホテルの洗面所でした。
そもそも、造作洗面所とは何かというと、”既製品ではない”ということです。
じゃあ、既製品ってなんなの?と思われる方もいるかもしれませんね。
私の家の場合は標準でふたつの洗面台が選べました。
既製品
薄い茶色の洗面台がリクシルで、濃い茶色の洗面台がパナソニックです。
とても機能的で使いやすく、スマートなデザインですよね。無駄がないというか。
特にリクシルは、上に水洗がついているところが素晴らしい。水垢汚れ防止になります。
パナソニックは、なぜか、鏡と流し台の間が鏡ばり。おしゃれだけど、水垢とか、歯磨き粉とかがつきやすくてちょっと掃除が大変そうですね。
これらの洗面台も、よく考えられて作られていますが、メーカーが規格を決めて作っているのでオリジナリティは出せません。(オプションを付けない限り)
どのハウスメーカーも、メーカーに差はあれど、大体このような既製品を採用していると思います。
こういう洗面化粧台を既製品と言います。
造作は、大工さんや設備やさんが作ってくれる世界に1つだけの洗面台のことです。
造作洗面台のメリットとデメリット
造作洗面台のメリット。それはまず、あるだけでおしゃれに見える。これに尽きると思います。
特にタイルと丸いボウルの組み合わせこれはもう鉄板です。
言うなれば、若いことトイプードルの組み合わせみたいな。(例え方!)
だが、しかし!!
デメリットとしては、量産品を使うわけじゃないから導入コストがかかること。それから、洗面台がおしゃれなデザインになる代わりに洗いにくいとか、跳ねた時の水ハネが気になるとか・・・
いろいろあります。旦那は
加湿器に水を入れるの大変そう。
みたいなことを言っていました。一理あり。
造作風洗面台のメリット
・なんと言ってもおしゃれなこと。
造作風洗面台のデメリット
・コストがかかる
・デザイン重視なため、使いづらい
ハウスメーカーで造作洗面台を導入する場合
えーー。まぁ、目ん玉が飛び出るくらいの費用がかかるそうです。これは住友林業で言われました。
まぁ、住友林業に限らずどのハウスメーカーでも標準の洗面台との差額が物凄いことになると思います。
工務店とかだったら、まだ安くやってくれるのかもしれませんが。
少しでも安くしたかったら洗面ボウルとか鏡とか施主支給してもいいんです。いいんですが、水回りが壊れた時の補償をしてもらえないのはちょっと怖いですよね。(我が家は井戸なので、もともと補償外なのですが。)
一から自分で探して支給するのもめんどくさいですよね。
じゃあ、諦めて既製品にするしかないのかと思いますよね。
いえいえ、世界に1つの造作洗面台をわざわざ大工さんに作ってもらわなくても、補償のあるおしゃれな造作洗面台にする方法があります。
それは・・・各メーカーが出している
造作風洗面台
を採用することです。
リクシルとパナソニックの場合
造作ではない既製品だけど、丸いボウルとタイルが使われている造作風の洗面台が各メーカーにあるんです。
例えば、リクシル。
なんて、美しいんでしょう!!!既製品とは思えない、おしゃれ洗面台。ルミシスです。
パナソニックにもありました。
Lクラス ラシスです。これもこれでおしゃれですねー!!
今回、紹介したのはパナソニックとリクシルだけでしたが、造作風洗面台は他のメーカーにもあると思うのでぜひぜひ探してみてくださいねー!
住友林業クレストの場合
さて、住友林業では住友林業クレストが選べます。(他のメーカーでも選べると思うので聞いてみてください)
この住友林業クレストの洗面台がなかなかおしゃれです♪
HECDのドレッサータイプも素敵ですよね。ただ、イスをしまうスペースが収納になっているので、ちょっともったいないですよね。
HGCDは機能性も兼ね備えていて、スタイリッシュでおしゃれですね〜。洗面ボウルが大きくなっているのでとても洗いやすそうですよね!
ただHECDとHGCDは木目シート張りになるそうです。
HCCDは突板貼なので、木の素材感と経年変化を楽しめますよね。
その分、べらぼうに高いです・・・。
我が家は悩みに悩んで、HCCDにしてしまいました。
やはり、この木質感。住友林業クレストの製品をカップボードにも採用したので、洗面台もクレストの製品にして家具の統一感を図りたかったというのが一番、大きな理由です。
我が家にしては結構、頑張った部分です。
HCCDの洗面台の魅力
木製扉と陶器ボウル、天然木の木製カウンター。おしゃれですよね。
収納は引き出しが4つ付いているのですがもっと収納力を補いたかったら、こう言うものがあります。
トールキャビネット!!幅は306と460があります。(このキャビネットもべらぼうに高いけど)
幅1210の洗面台にトールキャビネット幅460をくっつけるとこんな感じになるみたいです。
高さは2000!収納力、高めのキャビネットですね。
HCCDの魅力は、木製扉と木製カウンターによる木質感と、高級感あふれる陶器ボウルですかね。
収納力もあるので、機能的にも優れています。
まぁ、木製カウンターはやはり傷みやすいのでこまめに水滴を拭き取らなければなりませんがね・・・。
私は、契約前からずっと造作洗面台と言い続けていました。
営業さんと設計士さんに、このHCCDを勧められてからはHCCD推しになりました。もうこれ以外、目に入らなくなってしまった。一目惚れです。
住友林業の展示場でも、このHCCDは結構な頻度で使われています。それほどおしゃれ空間にはぴったりなんですね・・・。
HCCDの差額費用とは?
W1210のHCCD洗面化粧台は305,590円。
トールキャビネッは136,540円です。
これに水栓がビヨーンと伸びるタイプに変更のオプション17,160円と
ミラーを3面鏡に変更30,930円です。
合計すると洗面台の変更だけで、490,220円。ひゃーーー!!
通常の洗面台の値段が105,710円。
差額は384,510円です。
これが高いと思うか、安いと思うかはどこにこだわりをもってきたいかによりますよね^^
いや、高いだろ;
それでも、造作洗面台を大工さんに作ってもらうよりは安く済むという・・・。
造作洗面台、恐るべし!!
まとめ
造作洗面台に憧れる方は、各メーカーが誇る造作風洗面台も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
私も造作風洗面台に一目惚れし、採用しました。
多少の使いづらさは覚悟の上、です。
洗面台で髪を洗ったり洗濯物を洗ったり、用途が手を洗う以外にある方は、造作風洗面台は合わないかもしれませんね。
色々と生活パターンをシュミレーションする必要があると思います。
我が家は、手を洗う以外の使い道が特になかったので採用しました。HCCDは水栓をビヨーンと伸びるタイプのものに変更可能だったので、それでもう十分かな、と。
次は、実際に使ってみたレビューをしたいと思います。
アデュー!!